理社で80点前後は取れるのに、なぜか85点を超えられない。
自校作成校を目指すなら、この「あと5点」がどうしても必要なのに、埋まらない。
そんな状態で悩んでいませんか?
模試の点数が、どうしても85点を超えなかった
塾の先生からは「都立の自校作成校を狙うなら、理社は模試で安定して85点以上取れていないと厳しい」と言われていました。
でも、うちの子の模試の点数はどうしても80点前後。たまに82点取れても、次は78点。「なんで安定しないんだろう」と親子でずっと頭を抱えていました。
原因は「1年生の内容の穴」だった
模試の解き直しをしていくうちに、ひとつのパターンに気づきました。よく間違えるのは、最近習った単元ではなく、中1で習ったような基礎的な内容。例えば理科なら植物・動物の分類、社会なら地理の基本的な地形や気候のしくみ。
「なぜ今ごろそこで?」と思うかもしれませんが、理由は二つありました。
- 時間が経って単純に忘れていた
- そもそも最初の理解が浅いまま先に進んでしまっていた
模試で70〜80点が取れてしまうと、「なんとなく分かっている」気になってしまう。でも実際には、土台の部分にぽっかり穴が開いていたのです。
「こんな簡単そうな参考書でいいの?」という戸惑い
塾の先生に相談したところ、勧められたのが『中学 ひとつひとつわかりやすく』シリーズ(学研)でした。
正直、最初は戸惑いました。見た目がとにかく「やさしい」んです。イラストが多くて、文字が大きくて、問題も基礎的なものばかり。本も薄いし。 中3の秋に「これ、本当に今からやる参考書?」と思いました。
💡 でも、それがよかった。
穴を埋めるには、プライドより効果です。難しい問題集で背伸びするより、「理解できていなかった基礎」を丁寧に固める方が、点数につながります。
実際に使った3冊
理科は「中1」に絞り、社会は地理・歴史それぞれで取り組みました。穴になっていた単元が集中していた範囲だけを選んだのもポイントです。
中1理科 ひとつひとつわかりやすく(学研)
植物・動物の分類、光・音・力の基礎など、中1範囲を丁寧に解説。模試で繰り返し間違えていた「生物の分類」の問題がこの一冊でクリアになりました。図解が豊富で、文字を読むのが苦手な子にも入りやすいです。理科 / 中1範囲
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中学地理 ひとつひとつわかりやすく(学研)
世界の気候・地形から日本の各地方まで、地理の全範囲を網羅。「なんとなく知っている」を「確実に説明できる」に引き上げるのに役立ちました。気候区分や産業の特色など、混乱しやすい部分が整理されています。社会 / 地理
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中学歴史 ひとつひとつわかりやすく(学研)
古代から現代まで、歴史の流れを時系列でシンプルにまとめています。歴史は「流れ」を掴み直すことが大切で、この本の構成はその復習に向いていました。出来事の原因と結果がセットで整理されているのが特によかったです。社会 / 歴史
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「完璧にする」とはどういうことか
この参考書のポイントは、内容が易しいからこそ「完璧にすること」ができる点です。難しい問題集は途中で分からない問題だらけになってやる気が落ちる。でも、この本なら最後まで回せる。
うちが実践した使い方はシンプルです。
- 1回目:全部解いて、間違えた問題に印をつける
- 2回目:全部解いて、間違えた問題が減っているか確認
- 3回目:間違えた問題だけ解く
- 間違える問題がなくなって、本を見ないで説明できるようになったら完璧(セルフレクチャー)
「完璧にする」というのは、難しい問題が解けるようになることではなく、「この本の中で間違える問題がひとつもない状態にする」ということ。やさしい問題だからこそ、それが実現できます。
結果:本番入試で90点超え
3冊を繰り返して穴を塞いだ状態で臨んだ本番入試。結果、理科・社会ともに90点を超えました。
模試では一度も安定しなかった85点の壁が、本番ではあっさり超えられた。正直、自分たちが一番驚きました。
難しい問題集を積み上げても、土台に穴があればそこから崩れる。「やさしすぎる」と思った参考書が、実は最後のピースだった——そういう経験でした。
まとめ
模試が80点前後で伸び悩んでいる場合、原因は応用力ではなく基礎の抜けにある可能性があります。今回使ったのは「中1理科」「中学地理」「中学歴史」の3冊。子供っぽい参考書だと感じても、これを完璧にする(=間違える問題をゼロにする)ことで確実な土台が作れます。穴を見つけて、埋める。それが合格への近道でした。

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